和泉しずくさんと、久遠さんでお送りする新シリーズは久しぶりに病院を舞台に移して。
シリーズ中たびたび久遠医師がつぶやく「やはり変わっている…」という台詞通り、少し奇妙なスパンキング物語の世界、お楽しみくださいませ。
当シリーズで「お尻」「尻」「臀部」「ケツ」等々…を表す言葉が全て「ヒップ」に置き換えられているのは仕様ですのであしからず。
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ヒップ病棟
お尻打ちの魔味に憑かれた少女
スパンキー和泉しずく
スパンカー久遠
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1.ヒップ治療
《扉を開け、受付に入ってくるしずく、保険証らしきものを窓口に提出し、診察室へ》
《聴診器などでしずくを診察する久遠》
[久遠ナレーション]「時折この医院を訪れる少女、しずく。」「さほど重い病気ではないはずの彼女が、何度もここに来るのには、理由があった。」
[久遠]「ふむ…おかしいわね…恢復の兆しが見られない…処方した薬はきちんと飲んでいるわよね?」
[しずく]「…………(目を逸らす)」
[久遠]「あなた、またなの?(匙を投げたように呆れてペンを机に)仕方ないわね…あなたには投薬の前に別の治療が必要ね。」
[しずく]「ぁあ…先生…(悲しいような、期待しているようなエロティックな表情になる)」
《久遠医師の膝の上に乗せられ、ヒップを打たれるしずく》
《姿勢を変えて。机や診察台に手を突いて、定規でヒップを打たれるしずく》
[久遠ナレーション]「しずくは変わっていた。当然、注射よりも痛い治療…しかも年頃の娘には恥ずかしくて堪らない仕打ちを、逃げようともせず、ただ頬を染め、ヒップを震わせて耐えていた。」
[久遠]「…いいわ。降りなさい。……ヒップを…制服を元に戻していいわよ。」
[久遠]「…これからはきちんとお薬飲むこと、分かった?」
[しずく]「…はい…先生…あ、ありがとうございました。」
《診察室から出て行くしずく、去り際に「ごめんなさい…先生…き、嫌いにならないで…ください」》
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